ライスフォース

幼馴染と初めての海外旅行

私は都内で事務職をしている35歳のOLです。

 

結婚を視野に入れた恋人がいるのですが、なかなかタイミングが合わず、もう少し独身生活が続きそう。

 

なので、今のうちに独身を満喫しなくては、と毎日を過ごしています。

 

電車に揺られて今向かっているのは、オフィスから2つ離れた駅にある英会話教室です。

 

実は、数週間前に幼馴染の理恵に誘われ、生まれて初めての海外旅行を計画しているのです。

 

結婚したら友達と海外なんてとても無理ですから、行くなら今のうち、そして行くなら目いっぱい楽しみたい!と英語の勉強を始めた訳です。

 

 

お待たせ!


 

 

遅かったじゃん。


 

 

ごめんね〜最近仕事忙しくって。


 

 

確かに、疲れた顔してるかも…


 

待ち合わせそうそう、理恵は私の顔を覗き込むと、ほっぺを数回つつきました。

 

 

なんかさ、最近疲れるとすぐに肌に出るんだよね。私も。


 

 

理恵が?


 

私が驚いたのも無理はありません。

 

理恵は、日ごろから紫外線対策ばっちりで、学生時代から肌には人一倍気を使っていました。

 

 

年齢には勝てないってことかなぁ。


 

そんなことを言いながら教室へ歩いていく理恵の後ろで私は呟きます。

 

 

理恵がそうだったら、ほとんど何もしてこなかった私は一体どうなるのよ…


 

理恵に触れられたほっぺの部分にそっと手をあてると、カサカサとした乾燥が伝わります。

 

 

英会話よりも、エステにお金を使うべきだったかも…


 

 

考え過ぎ。大丈夫だって!


 

理恵はそう言って背中を押してくれましたが、実は全然大丈夫じゃなかったのです。

 

 

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幼馴染と初めての海外旅行|ライスフォース物語



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